2004年4月30日(金)「しんぶん赤旗」
【北京=菊池敏也】中国外務省の孔泉報道局長は二十九日の記者会見で、北朝鮮の核問題を話し合う六カ国協議の第三回協議に向けた作業部会が五月十二日から北京の釣魚台国賓館で開かれることを正式に発表しました。同局長は、会期について「進展状況次第」としています。
孔報道局長は、作業部会が「六カ国協議の延長であり、重要な構成部分」と指摘し、作業部会の成功のために各国が努力するよう希望しました。
作業部会には各国の次席代表クラスが参加し、六月末までに開催予定の第三回協議に向け、核凍結・廃棄の範囲などを焦点に、実務レベルで問題点を話し合います。