2003年12月31日(水)「しんぶん赤旗」
【北京３０日田端誠史】日中韓三国の外務省局長会議が二十八、二十九の両日に、ソウルで開催され、三国が北朝鮮の核問題を解決するための次回六カ国協議に向けて協力を強めることで合意しました。
二十九日発の中国国営新華社電によると、三国はできるだけ早期に次回六カ国協議を開催を希望すると表明。中国の傳瑩外務省アジア局長を団長とする代表団は、中国は協議の準備活動を通じて関係国が共通認識を拡大し、食い違いを縮小するよう努めると述べました。
また同代表団は、第二回六カ国協議が相互尊重、平等をふまえて開催されるべきだと強調しています。
局長会議では、十月にインドネシアのバリ島でおこなわれた日中韓三国首脳会議で密接な協力が約束されたことにもとづいて「日中韓三国委員会」が設立されたことが明らかにされました。
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