2003年12月13日(土)「しんぶん赤旗」
進む署名 平和の灯
イラク派兵反対
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イラク派兵反対の署名を訴える、中井作太郎京都府委員長=12日、京都市・四条河原町 |
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訴えつぎつぎ
マラソン宣伝
日本共産党京都府委員会は十二日、京都市四条河原町で、中井作太郎府委員長、井上哲士参院議員を先頭に、マラソン宣伝を行いました。「しんぶん赤旗」日曜版の拡大コピーなどを掲げて宣伝。「イラク派兵を中止させましょう」のよびかけに通行人が次つぎと署名に応じ、三時間で二百十人分の署名が寄せられました。全府いっせい宣伝としては百カ所で行われました。
デートを待ちあわせていた大学生、赤宗梢さん(20)=京都市西京区=は「小泉さんは平和が大事と言いながら、戦争は支持するし、自衛隊も送ろうとしていて矛盾しています」と話し、署名しました。
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自衛隊のイラク派兵中止をもとめキャンドル行進する、平和を実現するキリスト者ネットの人たち=12日夜、東京都渋谷区 |
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キリスト者たち
キャンドル行進
自衛隊のイラク派兵の中止を求め、十二日夜、キリスト教徒が東京都内で平和を祈る集会を開き、行進しました。
平和を実現するキリスト者ネットが呼びかけたもの。会場の渋谷教会には、カトリック、プロテスタントなど教派を超えた約百人が参加しました。
集会であいさつしたキリスト者平和ネットの小河義伸事務局長は、キリスト者が戦争に協力しないという意思をしめす意見広告をカトリック新聞、クリスチャン新聞、キリスト新聞の三つのキリスト教系新聞に掲載した取り組みを紹介。平和の祈りや、聖書の朗読などのあと、参加者はペンライトを手に渋谷の街を行進しました。
東村山市から家族で参加した門間幸子さん(27)は「いま出来ることは憎しみを捨てること。子育てをしてはじめて暴力から平和は生まれないことを実感しました」と静かに語りました。

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