2003年10月8日(水)「しんぶん赤旗」
【ヌサドゥア(インドネシア・バリ島)7日北原俊文】東南アジア諸国連合(ASEAN)の第九回首脳会議に続き、ASEANと日本、中国、韓国(ASEAN+3)の首脳会議が七日午後、インドネシアのバリ国際会議場で開かれ、地域・国際情勢や経済協力などについて討議しました。
北朝鮮の核兵器開発問題をはじめ、朝鮮半島情勢について、ASEAN側は、北京での六カ国協議の開催を歓迎し、朝鮮半島情勢にかかわる諸問題の平和解決を希望するとし、それについての関係各国の誓約を評価しました。
国際テロ問題では、東アジアでのテロに対するたたかいにおける協力の強化を確認しました。
経済協力では、東アジア自由貿易地域についての研究の開始など、新たな提案を話し合いました。