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2018年1月6日(土)

南北高官 9日に会談

北朝鮮受諾 平昌五輪参加を協議へ

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 韓国統一省は5日、南北の軍事境界線にある板門店の韓国側の施設で、北朝鮮と高官級会談を9日に開催すると発表しました。この会談は、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)・朝鮮労働党委員長が1日に行った新年の演説を受けて文在寅(ムンジェイン)政権が2日に提案していたもので、北朝鮮側が通知文で受諾を伝えてきました。文大統領は4日のトランプ米大統領との電話会談で「南北の対話が北朝鮮の核問題解決のため米朝対話の雰囲気づくりに役立つ」「米国とは緊密に協議していく」と述べています。


 南北高官の協議は、2015年12月以来で、文政権発足後は初めてです。

 5日に記者会見した統一省報道官によると、北朝鮮は通知文で、議題について「平昌冬季五輪をはじめ南北の関係改善問題だ」と説明。記者から「(北朝鮮側は)五輪以外の議題も協議の意思があるとみていいか」と問われ、同報道官は「私たちはそうみている。南北の主要な関心事案について議論できるように提案した。それに呼応したものと考える」と明らかにしました。

 また、南北関係の修復への努力と共に、「国際社会と歩調を合わせ北朝鮮の非核化に向けて努力していくという政府の立場に変わりはない」と強調。「米国をはじめとした関係国と緊密な協議に臨む」と述べました。

 北朝鮮の五輪代表団派遣へ韓国が財政的に支援する場合、国際社会の北朝鮮制裁に違反するのではないかという指摘について、「制裁違反との議論が起こらないようにすることが政府の立場で、その次元で準備していく」と説明しました。


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