2017年12月15日(金)
志位委員長、仏大使と懇談
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日本共産党の志位和夫委員長は14日午後、党本部でフランスのローラン・ピック大使の訪問を受け、懇談しました。
6月に日本に赴任したピック大使は、来年が日仏友好160周年にあたることも紹介しながら、地方間の交流も含め日仏間の友好と交流をより強固にするために力を尽くしたいとのべました。
志位委員長は、政党としても両国関係の緊密化のために力を尽くしたいと表明し、日本共産党の対外交流の基本を説明しました。
ピック大使はさらに、日本のこの間の衆議院選挙の結果や政治情勢、国際問題での日本共産党の立場について質問。
志位委員長は、日本共産党が市民と野党との共闘を推進する立場に一貫して立ち、重大な逆流にもかかわらず、共闘勢力の前進に貢献したことを説明。本格的共闘への発展と党の前進の両方を追求していくとのべました。
また国際問題について、安倍政権が北朝鮮問題でもエルサレム問題でもトランプ政権を無条件に支持する国際的に異例の態度をとっており、それが危機を高めるものとなっていることを指摘。北朝鮮問題を絶対に戦争にしないために、経済制裁を強めつつ対話に踏み切る重要性など党の立場をのべました。
懇談には日本側から緒方靖夫国際委員会責任者、小島良一同委員が、フランス側からジャン=バティスト・ルセック公使、ジョアン・バラドゥー参事官らが同席しました。