2017年12月3日(日)
玄海再稼働許さない
佐賀 九州総決起集会に1700人
|
来春にも再稼働が狙われている九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)に隣接する唐津市で2日、「さよなら原発!12・2玄海原発再稼働を許さない九州総決起集会」が開かれ、約1700人が参加しました。集会後は、デモ行進しました。さよなら原発1000万人アクション佐賀県実行委員会の主催。
佐賀県平和運動センターの原口郁哉議長があいさつし、九電の利益優先の姿勢を告発。「核と人類が共存できないことは福島の事故で明らかになった」と述べ、原発推進の政府も批判しました。
地元の成冨忠良さんは「避難計画すら実現不可能なものになっている。再稼働反対の声は党派に関係なく上げていこう」と訴えました。ジャーナリストの鎌田慧氏、福島原発刑事訴訟支援団の佐藤和良団長が連帯あいさつし、佐賀県の現状を社民党の徳光清孝県議が報告。「玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会」の石丸初美代表、「原発なくそう九州玄海訴訟原告団」の長谷川照団長が報告しました。
福岡市の女性(51)は「放射能は人類がコントロールできないものです。原発が動いていないときでも電気は足りていました。みんなが原発を『いらない』と声を上げればなくせます」と話しました。