2017年11月26日(日)
沖縄の運動 各国が激励
IPB授賞式 オール沖縄が出席
スペイン
国際平和ビューロー(IPB)主催のショーン・マクブライド賞授賞式が24日、スペイン東部のバルセロナ市市庁舎で開かれ、受賞した「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」の高里鈴代共同代表と安次富(あしとみ)浩代表幹事が出席しました。
高里氏はスピーチで、日本に存在する米軍基地の約7割が沖縄に集中し、県民の命と安全、平和、人権が長年にわたり侵害されてきたことを訴え、日米両政府の普天間基地返還、新基地建設をめぐる、うそやごまかしを鋭く批判しました。
そして、沖縄での軍事優先主義、暴力、差別に反対し、平和と正義を勝ち取るために、たたかいへの国際連帯と支援を呼びかけました。
授賞式に参加した各国の平和活動家たちは、沖縄の行政や経済界、市民の運動が「オール沖縄」としてひとつに合流し運動を前進させている点にも注目。非暴力で粘り強いたたかいに惜しみない激励の拍手を送りました。
他の受賞者は、イギリスの政治に新風を吹きこんだジェレミー・コービン労働党党首、平和・戦争・核兵器などの問題で米国政府や新自由主義経済に対する批判の論陣を展開してきたノーム・チョムスキー氏です。