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2017年11月4日(土)

保育拡充へ共同広く

保護者・保育士ら集会

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(写真)子どもたちと一緒によりよい保育を訴える保育士ら=3日、東京・日比谷野外音楽堂

 「保育士増やして」「保育所つくって」「保育は国の責任で」。3日、秋晴れの東京都内の沿道に保育士や保護者、子どもたちの元気な声が響きました。「子どもたちによりよい保育を! 11・3大集会」が日比谷野外音楽堂で開かれ、全国から3300人(主催者発表)が参加し、銀座の街をパレードしました。

 参加者は手作りのお面やかぶり物、プラスターを持って集結。星型の帽子をかぶりステージから訴えた女性は、「保育予算増やしてほしー」「保育士の処遇改善せいやー」とアピールしました。

 保育士や保護者、経営者らが各地の活動を報告。「規制緩和による待機児童解消対策には反対。保育施設での死亡事故がゼロになるように活動していきたい」(赤ちゃんの急死を考える会)、「保育園に落ちることは私にとって仕事を失うこと。子どもにとって豊かな育ちの時間を失うことです。改善に向けて行動したい」(東京都の保護者)などと訴えました。

 基調報告した全国保育団体連絡会(全保連)の実方伸子副会長は、消費税の増税ではなく保育予算を増やして、すべての施設で認可保育所並みの水準を確保することや保育士の処遇改善を実現することなどを強調。「『子どもたちのために』という一致点で多くの人とつながり、保育の拡充を求める流れをつくろう」と述べ、署名や意見書採択の運動を広げようと呼びかけました。

 主催は日本自治体労働組合総連合、全国福祉保育労働組合、新日本婦人の会、全保連などでつくる実行委員会。


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