2017年9月17日(日)
平和こそ最大の福祉
福祉保育労が定期大会
全国福祉保育労働組合(福祉保育労)の定期大会が16日、東京都内で始まりました。17日まで。
あいさつした多久和令一委員長は、2017年春闘で、ストライキを含むいっせい行動に初めて取り組んだことにふれ、「戦争法廃止、大幅賃上げと職員の増員を迫り、大きく国民にアピールできた」と語りました。
安倍政権について「社会保障の改悪、戦争する国づくりをやめていません。民主主義を否定するゆがんだ政治です」と批判。社会保障を削り、軍事費を増やし続けていること、さらなる福祉分野の改悪も狙っているとして、「安心して働き続けたいという、現場で働く労働者の思いを訴えていこう」と呼びかけました。
方針案では重点課題として、「平和こそ最大の福祉」を掲げ、署名行動をはじめ改憲発議の阻止に全力をあげる▽福祉職場での大幅増員と処遇改善を求める▽すべての職場で組合員を迎え、組織を拡大・強化する―などを掲げています。
来賓として日本共産党からは倉林明子参院議員があいさつ。自由党、社民党、参院会派「沖縄の風」がメッセージを寄せました。