2017年9月4日(月)
時給・最賃引き上げを
世界各国で連帯行動
東京・新宿
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ファストフード労働者の時給アップや最低賃金の大幅引き上げを求めて世界各地で取り組まれる「ファストフードグローバルアクション」に連帯する行動が3日、東京・新宿駅前で行われました。
主催は、全労連と東京春闘共闘会議。参加者は「最低賃金1500円へ!」のプラカードを掲げて訴えました。
生協労連の清岡弘一書記長は、全労連の加盟労組が取り組んだ生計費調査で、全国どこでも時給で1400〜1600円が必要なことが明らかになったと述べ「いまの最賃は低すぎる」と告発しました。
首都圏青年ユニオンの原田仁希委員長は、低賃金・長時間労働のなか、家庭を持つことなど「普通の生活すら許されない状況にある」と告発しました。
最賃大幅引き上げなどを求めるグループ「エキタス」の藤井久実子さんは「8時間働けば人間らしく働ける社会へ、最低賃金の1500円への引き上げが必要です。一緒に声をあげよう」と呼びかけました。
「ファストフードグローバルアクション」は、時給15ドルを求めるアメリカのファストフード労働者に連帯する行動で、4日を中心に世界各国で行われます。日本では2日から5日にかけて、17都道府県で宣伝などが取り組まれます。