「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2017年9月2日(土)

原生的植生の保護を

青森 塩川・武田氏、十和田八幡平を視察

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

写真

(写真)久末代表(左)から説明を受ける(右から)塩川衆院議員、佐々木勝吉市田忠義参院議員秘書、武田参院議員=8月31日、青森県十和田市

 日本共産党国会議員団は1日までの2日間、環境省が2020年までに2倍以上の外国人観光客誘致をめざす「満喫プロジェクト」で選出した青森県の十和田八幡平(はちまんたい)国立公園と十和田湖周辺の観光施設を調査しました。

 塩川鉄也衆院議員、武田良介参院議員、市田忠義参院議員秘書、舛甚英文十和田市議が、ホテルや土産物店が集中し、廃業が相次いでいる同市休屋(やすみや)地区や人気観光スポットの奥入瀬渓流を視察しました。

 「八甲田・十和田を愛する会」の久末正明代表が以前より自然が荒廃し本来湿潤な環境で繁茂しているこけが人が入ることで失われている状況があると説明しました。

 塩川氏が「今必要なことは何か」と尋ねると、久末代表は「車の規制や利用者の立ち入り制限など原生的な植生の保護が必要だ」と答えました。

 その後中村秀行十和田湖国立公園協会会長や地元のレストランのおかみさんと懇談。おかみさんたちは「環境省が所有する廃屋の対策をお願いしたい。十和田湖の魅力を損なっている」と訴えます。

 環境省の同国立公園管理事務所では森川久所長らが応対し、プロジェクトが目標とする数字の根拠や廃屋対策が議論になりました。

 青森県庁では、諏訪益一党県議団長が同行し、奥入瀬渓流の車両規制などについて懇談しました。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって