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2017年8月20日(日)

強硬派バノン氏辞任

要職の解任 後を絶たず

米政権ますます混迷

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 サンダース米大統領報道官は18日、スティーブ・バノン大統領首席戦略官・上級顧問が同日付で辞任すると発表しました。政権発足から7カ月がたちますが、大統領補佐官など要職の辞任や解任が後を絶たず、トランプ政権はますます混迷を深めています。(島田峰隆)


 サンダース氏は声明で「ケリー首席補佐官とバノン氏は、本日をバノン氏の最終日とすることで合意した」と述べました。保守強硬派のバノン氏をめぐっては政権内での対立や内紛が伝えられ、7月末に就任したケリー氏はホワイトハウスの立て直しを進めていました。

 米メディアによると、バノン氏の扱いについてはケリー氏が決定。事実上の更迭とみられています。

 バノン氏は18日、米メディアとのインタビューで、「私はホワイトハウスを去り、トランプ氏のために、彼の反対派に対する戦争を始める」と発言。かつて会長を務めていた右派メディア「ブライトバート」に直ちに復帰しました。「反対派」のなかに議会や共和党主流派も挙げており、政権外から極右的な主張を引き続き発信する姿勢を示しています。


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