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2017年8月20日(日)

欠陥機オスプレイ飛ぶな

札幌 演習中止求め市民ら行動

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(写真)「オスプレイ来るな」と抗議する参加者と畠山議員(右から3人目)=19日、札幌市

 戦争をさせない北海道委員会は19日、「墜落事故続きの米海兵隊MV22オスプレイは帰れ」「日米共同演習はいますぐ中止せよ」と、総がかり行動を札幌市でくり広げました。

 強い日差しの中、子どもを連れた女性ら450人が駆け付け、「安倍やめろ」のプラスターを掲げて「オスプレイ帰れ」「日米共同演習絶対反対」と元気よくコール。イベントの開催準備をしていた若者が何人も手を振って声援を送りました。

 「墜落事故で若い兵士が死んでいるのに、飛ばすのは許せない」と憤る団体職員の女性(33)。公務員の男性(37)は「何度も墜落している欠陥機が上空を飛ぶのは反対」と力を込めます。

 「軍国少年で、戦死するのが親孝行と思っていた」という渋谷武さん(82)は「函館空襲の恐ろしさで、戦死する気持ちが吹っ飛んだ。戦争で犠牲になるのは国民」と語りました。

 「安倍政権は国民に顔を向けろ」と怒りのスピーチが次々に。道労連の黒澤幸一議長、日本共産党の畠山和也衆院議員、民進党の徳永エリ参院議員がマイクを握りました。


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