2017年8月4日(金)
日米共同演習やめよ
北海道 畠山・紙氏が防衛省に
10日から計画
日本共産党の畠山和也衆院議員と紙智子参院議員は1日、10日から北海道で始まる日米共同訓練にMV22オスプレイが参加し、最新機能の装備品を持ち込んで大規模訓練を行う問題で、防衛省に抗議し、沖縄県での墜落事故の原因究明もされないまま訓練を行うことは許されないとして、訓練中止を要請しました。
畠山氏は「オスプレイの運用はどうなるのか」と追及。防衛省は、オスプレイの訓練は北海道大演習場と上富良野演習場で移動や空挺(くうてい)降下を行うもので、空中給油はしないと説明。一方、飛行日程は公表せず、関係自治体には前日に連絡すると述べました。また、訓練は10日、16、22日に報道公開するとしています。
紙氏は、矢臼別で米海兵隊が高機動ロケット砲システム(HAIMARS)を使用することについて、「沖縄の県道104号越え実弾演習の移転の際に『沖縄と同質・同量』と約束した。この範囲を超えるものだ」と批判しました。
畠山氏は「北海道を軍事基地化することは到底許せない。日本のどこであっても訓練強化など認められない」と批判しました。