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2017年8月2日(水)

給付型奨学金 充実を

北陸の高教組 米山・新潟知事と懇談

4県キャラバン

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(写真)給付型奨学金について、米山知事(右から4人目)と懇談した参加者ら=1日、新潟県庁

 北陸の高校教職員組合が、高校生の修学と進路保障を求めて新潟、富山、石川、福井4県をめぐる「日本海キャラバン」が1日、行われました。

 新潟県では、新潟駅前で宣伝し、県教委や労働局へ要請、来年度給付型奨学金制度を創設する米山隆一県知事と懇談しました。

 参加したのは、新潟県公立高教組・木村眞悟委員長、富山県高教組・高木哲也副委員長、福井高教組・松川徹委員長、全日本教職員組合・土方功副委員長ら7人。日本共産党の渋谷明治県議が同席しました。

 木村氏が冒頭、「昨年の知事選で米山さんが給付型奨学金を公約し、こんなに早く実現するとは思わなかった。市町村でも実施するところは出てきており、さらに前へ進めてもらいたい」と述べました。

 米山知事は「将来をつくるのは子どもたち。みんな学べるようにすべきだ。予定では対象は大学進学者の5%、5億円だが、政治的・社会的合意を経て一歩一歩進め、20%ぐらいまでカバーしたい」と述べました。

 参加者から「奨学金、35人学級実現で頑張ってもらうことで国を動かすことができる」(全教)、「私立高校の進路指導担当だが、四者面談のあとに、進学から就職に切り替える生徒もいる」(新潟)、「新潟の制度がうらやましい一方、すごく期待している。新潟に続けるよう頑張る」(富山)、「知事にこうして会えるところが自分の県との違いを感じている」(福井)、「新潟の流れを全国に広げてほしい」などの発言がありました。


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