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2017年7月20日(木)

レバノン共産党ガリブ書記長と緒方副委員長が会談

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(写真)18日、ベイルートのレバノン共産党本部で会談するガリブ書記長(左から2人目)と緒方副委員長(その右)ら

 レバノンを訪問中の日本共産党代表団(団長=緒方靖夫副委員長・国際委員会責任者、団員=米沢博史国際局員)は18日、ベイルートのレバノン共産党本部で、同党のハンナ・ガリブ書記長と会談しました。

 今回の訪問は、レバノン共産党代表が昨年訪日した際、ソ連崩壊後も党勢を前進させている日本共産党の活動を知りたいと交流を申し入れたことを受け、同党の招待に応えたものです。

 会談でガリブ氏は、今回の訪問が出発点となって、両党の交流が幅広く発展していくことを望むと歓迎。中東情勢と同国でのたたかいの歴史を説明しました。

 緒方氏は平和・公正・民族自決の観点から内外の情勢と課題、東京都議会議員選挙での躍進など政治情勢と党活動・党建設について述べました。

 両者は、核兵器禁止条約が締結された後の新たなたたかいについて意見交換し、反核・平和の分野での協力と両党関係の強化を確認しました。

 会談後、ガリブ氏主催の夕食会が開かれ、両者は話し合いを続けました。

 これに先立つ16日、緒方氏は、レバノン共産党のオマル・エルデーブ政治局員・国際委員会責任者と会談し、シリア情勢など中東問題や北東アジアと世界情勢について情報と意見を交換しました。

 17日には、同党の政治局員、中央委員それぞれ3人を含む、ベイルートにいる中央委員会の国際、青年、女性、経済、社会保障、メディアなどの各責任者との会合が行われました。

 緒方氏は日本の情勢と日本共産党の内外の活動について約1時間講演。日本の地域情勢と安全保障、日本の将来の展望など、多面的な質問に答えました。

 緒方氏は滞在中、レバノン共産党が運営し、有力な国内メディアとされるラジオ局「人民の声」(毎日17時間放送)を訪問。大学・学術界の代表との会合に出席しました。

 レバノン共産党 1924年に創設された中東でもっとも長い歴史を持つ世俗政党。フランスの植民地支配、イスラエルやシリアの占領に反対し、75年から15年にわたる内戦でも、国家主権を守るために活動。レバノンはイスラム教とキリスト教の18宗派別に国会議席が配分されるため世俗主義の共産党の議席はありませんが、宗派を横断する有力な政治勢力となっています。


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