2017年6月11日(日)
「共謀罪」法案必ず廃案に
憲法共同センター 「9の日」行動
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憲法共同センターは9日、東京・新宿駅前で憲法9条にちなむ「9の日」行動に取り組みました。市民から、「共謀罪」法案の強行や憲法9条改悪をねらう安倍晋三政権への批判の声が聞かれました。
「共謀罪」法案の廃案を求める署名の呼びかけに、通りがかりの人たちが足を止め、署名に応じました。
東京都西東京市の女性(68)は「安倍首相や金田法相の答弁はむちゃくちゃです。これで“審議時間は十分だ”と言って採決するなんてとんでもない。加計学園問題などを見ても、国会や税金を私物化しているのは許せない」。
大学講師の男性(41)は「安倍首相は、憲法を自分の思う通りに変えようとしている。税金も国政も憲法も好き勝手にしている」と憤りました。
自転車をとめて署名した板橋区の男性会社員(50)は「安倍首相の傲慢(ごうまん)さは目に余る。加計学園問題などでも国民に向けて説明しようとしない。『共謀罪』はもちろん、安倍政権そのものが私の不安要因です」と語りました。
全労連、全日本民医連、全商連、東京地評、自由法曹団東京支部の各代表が「私たちの声で『共謀罪』法案を廃案に追い込もう」と訴え。日本共産党の宮本徹衆院議員が国会情勢を報告しました。