2017年5月22日(月)
世界と交流する道 イラン国民は選んだ
再選受け ロウハニ大統領
TV演説
【カイロ=小玉純一】19日のイラン大統領選挙で圧勝したロウハニ大統領は20日、テレビ演説で、「選挙での国民のメッセージは明白だ。暴力や過激主義を避け、世界と交流する道を国民は選んだ」と語りました。イランのメヘル通信などが伝えました。
ロウハニ師は同時に「イラン国民はどんな辱めも脅しも認めたくない。これは最も重要なメッセージで、周辺の国々、とりわけ世界の大国はよく聞いてほしい」と述べ、対立する米国やサウジアラビア、イスラエルをけん制しました。
「地域の安全保障を強化する道は、民主主義を強め、人々の投票を尊重することであって、外国に頼ることではない」とも付け加えました。