2017年5月21日(日)
北朝鮮問題
軍事対応“信じられない規模の悲劇”
回避へ各国政府と連携
米国防長官が会見
米国のマティス国防長官は19日の記者会見で、北朝鮮問題が軍事的解決となれば「信じられない規模の悲劇になる」と指摘しました。「米国はこうした事態を避ける方法を探すために国連や中国、日本、韓国と連携している」と語りました。
マティス氏は米国も「政府全体で連携している」とし、「国務長官と協議するのと同じく、財務長官とも多くの時間を過ごし、持続可能な政策を策定しようとしている」と述べました。
マティス氏は、北朝鮮への中国の圧力について、「北朝鮮のミサイル発射によって、完璧ではなかったことは明らか」だとしつつも、「一定の圧力が働いていたようだ」と評価しました。
また、北朝鮮による14日の弾道ミサイル発射に関し、「北朝鮮は多くのことを学んだとみられる」と述べるにとどめ、弾頭の大気圏再突入の成否の確認については明言を避けました。