2017年5月3日(水)
正恩氏と会談する意思ある
米大統領「適切な条件が整えば」
【ワシントン=遠藤誠二】トランプ米大統領は1日、米メディアとのインタビューで、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長と会談する意思があると表明しました。北朝鮮による核兵器・ミサイル開発問題をめぐって米国は、経済制裁強化を通じ外交的解決を追求する姿勢をとっており、同大統領による会談の可能性についての言明は注目されます。
トランプ氏は金氏と「会うことが適切なら、当然会うし、そうなれば光栄だ」「正しい状況下においてならば、私は会う」と述べ、適切な条件が整えば、首脳会談もためらわないと言明しました。
これについて、ホワイトハウスのスパイサー報道官は1日の定例会見で、北朝鮮側の「挑発行為がすぐに治まること」が条件だとして、「現在(会談するような)状況になっていないことは明白だ」と述べました。