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2017年4月25日(火)

韓国大統領選

テレビ討論で主要候補 北朝鮮に核放棄迫る

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 韓国の中央選挙管理委員会は23日夜、ソウル市内でテレビ討論会を開き、来月9日に投開票される大統領選挙に立候補している主要5候補が北朝鮮の核問題について意見を交わしました。支持率で首位を行く中道左派「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)候補は、外交で核放棄を迫った上で、南北が「平和でともに繁栄する関係を築く」と主張。文氏のあとを追う中道「国民の党」安哲秀(アン・チョルス)候補は、「国際社会と協調し、制裁を強める」ことを強調しました。

 文候補は「多国間の外交を主導しながら、北朝鮮の核を完全に廃棄させ、南北関係を平和でともに繁栄する関係に大転換する」と力説。討論会に先立ち安保政策を発表し、韓国軍の防衛軍備を拡大する一方、「中国を説得し6カ国協議を開き、米国を説得し北米関係改善を導き、北朝鮮を説得して対話の場に引き出す」と述べました。

 安候補は「国際社会と協調し、私たちの望む時期、条件で、北朝鮮を交渉のテーブルにつかせるよう制裁を強めていく。米韓同盟を強固にし、中国を説得して対北制裁に参加させなければならない」と述べました。

 支持率で3位の保守で旧セヌリ党から党名を変えた自由韓国党の洪準杓(ホン・ジュンピョ)候補は、米軍による戦術核の再配備を主張。「南北の核のバランスをとり、北朝鮮の挑発を抑制させる。武装平和政策を構築する」と述べました。(栗原千鶴)


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