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2017年4月12日(水)

シリアの人たち苦しめないで

宗教者・市民が緊急集会

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(写真)宗教者ネットの集会であいさつする笠井亮衆院議員(中央)=11日、国会内

 シリアの人たちをもうこれ以上苦しめないでください! シリアに平和を 空爆もミサイルもいらない! ―。11日、国会内で宗教者、市民の緊急行動が行われ80人が集いました。日本共産党の笠井亮衆院議員・政策委員長、社民党の福島瑞穂参院議員が連帯あいさつしました。主催は平和をつくり出す宗教者ネット。

 キリスト教、仏教、イスラム教の宗教者らから、シリアでの化学兵器の使用、米トランプ政権によるシリア攻撃、北朝鮮近海への米空母派遣へ、怒りの発言が相次ぎました。

 日本キリスト教協議会の小橋孝一議長は「北東アジアでも情勢が緊迫している。口実を設けてやってやるぞと、脅しをかけている。見過ごせない」と発言。

 日本イスラーム文化センターマスジド大塚のクレイシハールーン事務局長は、アメリカのミサイル攻撃を批判しアラビア語で祈りをささげました。

 笠井氏は「化学兵器の使用は絶対許せない。真相究明の前にトランプ政権が一方的に攻撃した。国連憲章、国際法に反する行為」と厳しく批判。事実確認の前から支持、理解を表明する安倍政権に「日米同盟第一でいいのか」と発言しました。


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