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2017年4月7日(金)

「共謀罪」法案 廃案まで共にたたかおう

東京・日比谷 市民と野党抗議大集会

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(写真)「共謀罪NO!!」のプラカードを掲げる集会参加者=6日、東京・日比谷野外音楽堂

 東京都千代田区にある日比谷野外音楽堂で6日、「共謀罪」法案の廃案を求める大集会が開かれました。3700人(主催者発表)が「共謀罪NO!」と書かれたプラカードを掲げながら、「安倍政権の暴走止めよう」とコール。集会終了後、国会まで請願デモ行進をしました。

 集会は、「共謀罪NO!実行委員会」と「総がかり行動実行委員会」が共催。会場いっぱいに参加した人びとは、「必ず廃案を勝ち取る」と口々に語りました。

 主催者あいさつした、弁護士の海渡雄一さんは、「この国は、戦争か平和かの岐路に立っている。法案の廃案をめざして最後までたたかおう」と語りました。

 学者や作家など5氏が発言しました。日本ペンクラブ専務理事で、ノンフィクション作家の吉岡忍さんは、「国民の思想の自由を奪う法律は、いつも拡大解釈されると歴史が証明している。私は共謀罪に反対します」と力を込めました。

 立憲デモクラシーの会の山口二郎さん(法政大学教授)は、「野党4党とも協力していく。必ず廃案に追い込み、安倍政権を倒す決意でたたかいましょう」と訴えました。

 日本共産党の田村智子副委員長、民進党の有田芳生、社民党の福島瑞穂、自由党の山本太郎、参院会派「沖縄の風」の伊波洋一の各参院議員がスピーチ。各氏は「市民と野党が力を合わせて必ず廃案に追い込もう」と呼びかけ、壇上に並んでプラカードを掲げました。


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