2017年3月3日(金)
緒方副委員長 ネパール共産党(UML)オリ議長と会談
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日本共産党の緒方靖夫副委員長・国際委員会責任者は2月28日、訪問中のカトマンズでネパール共産党(UML)のシャルマ・オリ議長(前首相)と会談しました。
オリ氏はネパール情勢に触れ、同党が2015年に制定された民主的な憲法の修正に反対し、憲法の全面実施を求める運動を攻勢的に進めていると説明。国政選挙で第1党(現在第2党)になることを目標に、同党が全国で開始したばかりの大規模な宣伝キャンペーンを紹介しました。
緒方氏は、オリ氏からの第27回党大会へのメッセージに感謝を述べ、日本の政治情勢と次の選挙への取り組み、核兵器廃絶をはじめとする国際課題など、大会決議の内容とその実践活動を説明しました。
オリ氏はネパール共産党が取っている内政・外交での自主独立の立場を紹介。双方はそれぞれの国際活動について交流し、北東アジアと南アジアの情勢について意見交換を強めていくことを確認しました。
会談には日本側から井上歩国際局員、ネパール側からプラディープ・ギャワリ党中央委員会書記、ビシュヌ・リマル・ネパール労働組合総連合議長、クリシュナ・シュレスタ党中央委員会書記、ラジャン・バタライ中央委員(国会議員)が出席しました。
緒方氏はこれに先立ち、イシュワル・ポカレル書記長と会談。27日にマダブ・クマール・ネパール国際局長(元首相)の自宅に招かれ同氏と会談しました。