2017年1月11日(水)
安保法制は廃止しよう
東京 弁護士会が宣伝
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安保法制(戦争法)の廃止の世論を広げようと、東京都などの弁護士ら約30人が10日夕、千代田区のJR有楽町駅前で、今年初の定例街頭宣伝に取り組みました。
「安保法制は憲法違反」などと書かれたビラや使い捨てカイロなどを帰宅中の会社員らに配布。日本弁護士連合会憲法問題対策本部の山岸良太・本部長代行をはじめ弁護士らがマイクを握りました。
山岸氏は、自衛隊の国連平和維持活動(PKO)任務に「駆け付け警護」が付与されたことをめぐり、南スーダンでは大規模な戦闘が続き、自衛隊が戦争に巻き込まれてしまうと指摘しました。
その上で、「日本人が海外で一発の銃弾も放たず、一人の戦死者も出さず、一人も人を殺さなかったのは憲法9条があったから」と強調。「安保法制は直ちに廃止されなければなりません。ぜひ一緒に考えていきましょう」と呼びかけました。
宣伝は第二東京弁護士会が主催。日本弁護士連合会、関東弁護士会連合会、東京弁護士会、第一東京弁護士会が共催しました。