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2016年10月27日(木)

日本 男女平等 111位に後退

専門職・技術者で差が拡大

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 世界の政財界首脳が集まるダボス会議を主催する世界経済フォーラムは26日、2016年の男女格差についての報告書を発表しました。世界の平等ランキングでみると、日本は前年の101位から111位に後退しました。

 調査は144カ国が対象。「経済活動への参加と機会」「教育達成度」「健康と生存率」「政治参加」の4分野について分析しています。

 このなかで日本は平等度のランキングで「健康と生存率」は40位、「教育達成度」76位とこの二つの分野では中位です。しかし、「経済活動への参加」は118位、「政治参加」は103位と、経済、政治分野では下位となっています。

 報告では、日本について「専門的、技術的労働者の中で男女差が拡大している」と指摘しています。

 男女平等での1位はアイスランドで8年連続。2位はフィンランド(前年3位)、3位はノルウェー(同2位)と北欧勢が上位を占めました。

 アジア太平洋地域では、フィリピンが7位で最高、次いでニュージーランドが9位でした。


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