2016年9月26日(月)
辺野古新基地・高江着陸帯反対 NY ピース・ヨガ
沖縄に心寄せて
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【ニューヨーク=洞口昇幸】沖縄県民の民意をないがしろにして、日米両政府が同県名護市辺野古への新基地建設を推進し、東村高江でのヘリパッド(着陸帯)建設の工事を強行することに抗議し24日、米在住の日本人がニューヨークで、ヨガをしながらプラカードを掲げて広く知らせるとともに、県民への連帯を示しました。
「ピース・ヨガ」と銘打ってセントラルパークに集まった参加者は、辺野古の海や基地建設に反対して座り込む県民の写真などをたくさん並べました。
通行人が注目するよう「ノー・ベース、ノー・オスプレイ」「やんばる(沖縄の豊かな自然)を守れ」などと書いたプラカードを手に、1時間以上にわたってさまざまなヨガのポーズをとりました。
ニュージャージー州から参加した女性(59)は名護市出身です。「日本政府がここまで地方の民意を受け止めないことは沖縄だけの問題じゃないと、もっとたくさんの人たちにわかってほしい」と訴えました。
ニューヨーク在住の女性(53)は「沖縄の人たちに心を寄せたい。基地を押し付けられている『戦争状態』や自然破壊は、どこであっても許せない」と語りました。