2016年9月1日(木)
“流れ弾”検証が必要
大門議員 あいば野演習場を視察
日本共産党の大門実紀史参院議員は31日、12・7ミリ重機関銃の銃弾が民家の屋根瓦と天井を貫通した昨年7月の事件に関し、滋賀県高島市の陸上自衛隊あいば野演習場を視察しました。
今津駐屯地の荒川ゆかり業務隊長(2等陸佐)は、演習場内の射撃訓練場(第3射場、第1停弾堤)を案内し、民家を貫通したのは「跳弾」(地表や壁などに当たってはねた銃弾)だとするこれまでの説明を繰り返しました。
大門氏は「『跳弾ではないのではないか』という住民の疑問を解消するには、流れ弾では被害者宅には直接届かないということを科学的に証明すべきだ。跳弾だというのなら、自衛隊が行った弾道検査結果を第三者の検証に委ねるべきだ」と指摘しました。
日本共産党の斉藤幸子衆院滋賀1区候補、節木三千代県副委員長(県議)、坪田五久男県常任委員、高島市議団、あいば野平和運動連絡会の役員らが同行しました。