2016年7月3日(日)
卑劣なテロに強く抗議
志位委員長がコメント
官房長官の離脱は重大
バングラデシュの首都ダッカで武装集団が飲食店を襲撃した事件について、日本共産党の志位和夫委員長は2日、「卑劣なテロリズムに強く怒りをもって抗議します」と述べました。遊説先の川崎市で記者団から問われ、答えました。
志位氏は、日本政府の対応として、菅義偉官房長官が参院選の応援演説のために首相官邸を離れていた問題について、「危機管理の責任者が官邸を離れたのは非常に重大です」と指摘しました。
志位氏は、菅氏の対応について「『人命優先』といいながら、“選挙優先”になったのではないかという批判が出ても仕方がない対応です」と批判。「全容をよく見定めていきたい」と述べたうえで、「政府の姿勢をきちんと検証し、ただしていきたい。危機管理の責任者は官房長官であり、総理がいたとしても、官房副長官に任せて官邸を離れていいということにはなりません」と指摘しました。