2016年6月22日(水)
責任明確化・再発防止を
舛添氏問題 共産党都議団 都に申し入れ
舛添要一東京都知事が一連の公私混同問題で辞職した21日、日本共産党都議団(吉田信夫団長、17人)は、舛添氏の公私混同の責任を明確化し再発を防止するよう、安藤立美副知事に申し入れました。
申し入れで吉田氏らは、多くの都民が舛添氏の公私混同と税金の浪費に対し、辞職で終わりとせず、引き続き真相解明と再発防止の措置の確立を求めていると強調。「都民の声にこたえ、都として厳正な調査と検討を直ちに行うことが求められている」と述べました。
その上で、(1)知事公用車の運用の実態解明と責任の明確化(2)公務から逸脱した運用の再発を防止するルールの検討(3)舛添氏が「招待された」と答弁したコンサートやプロ野球観戦の招待者の特定(4)知事特別秘書の勤務実態の解明(5)海外出張が高額となった原因の分析と責任の明確化(6)支出目的のない領収書について都選挙管理委員会として政治資金規正法にもとづく厳格な対応―を行うよう求めました。
都政策企画局の松崎伸一郎総務課長は「お話は安藤副知事に伝える。海外出張など、できるところから検討を行う」と答えました。