2016年4月21日(木)
北海道5区補選 池田候補 平和・福祉訴え全力
投票まで3日 大接戦・大激戦
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衆院北海道5区補選は、24日投票を目前に戦争法廃止を求める市民・野党がこぞって推薦する池田まき統一候補が、自民党公認の和田義明候補と大接戦、大激戦を展開し、終盤に突入しました。
20日、石狩市や江別市を駆け巡った池田候補。「安保法制は廃止する。武力の行使は戦争への道で、平和にはつながりません」と力を込めて訴えました。
大企業が大もうけを続ける一方、貧困と格差を広げてきた安倍自公政権の経済政策を批判し、福祉の充実や地域振興を話し、「民主主義を守り、貴重な農林水産業を守りたいと市民が声を上げる選挙です」と強調しました。
石狩市で池田候補の演説を聞いていた80歳の女性は「自衛隊のなかに知り合いがいます。災害で活躍してありがたいと思っています。海外に行かせるのは嫌ですね」と手を振って、声援しました。
友人や知人に池田候補を支持するよう呼びかけているという男性(72)は「平和や福祉の問題で池田候補に期待している人は多くなっています。憲法9条は守らなくてはいけない。アベノミクスよりも、社会保障をよくしてもらわないと」と話しました。
19日夜に和田候補の応援に入った高村正彦自民党副総裁は「アベノミクスは道半ば」と認める一方、選挙戦は「横一線」といい、「横一線で勝つという陣営は、最後の最後まで一票を削り出す。期日前投票にどんどん行ってほしい」と危機感をあおりました。
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