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2016年4月17日(日)

「戦後沖縄・歴史認識アピール」

賛同者が2300人超える

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 米軍新基地建設問題をめぐる菅義偉官房長官の発言に抗議し、撤回を求め歴史研究者が呼びかけた「戦後沖縄・歴史認識アピール」賛同者が16日までに2300人を超えました。

 普天間基地は戦後米軍による強制接収という沖縄県の主張に菅長官が「賛同できない。日本全国、悲惨な中で皆さんがたいへんご苦労されて今日の豊かで平和で自由な国を築き上げてきた」と発言。これに対し、公正な歴史認識を求め鹿野政直早稲田大学名誉教授ら4人の研究者が昨年11月に発表したアピールです。

 全国から「安倍政権は沖縄に対して無知であり、無責任である」「歴史をかえりみず、切り捨てていく政治を止めなければなりません」など多数の賛同メッセージが寄せられています。作家の澤地久枝、井出孫六、早乙女勝元、詩人の若松丈太郎、歴史学者の新崎盛暉の各氏も賛同しています。

 アピール起草者の鹿野氏らは23日に、東京・早稲田大学でこの問題をテーマに集いを開きます。


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