2016年4月12日(火)
衆院北海道5区補選きょう告示
池田候補勝利へ3700人熱気
千歳で街頭演説会
|
|
衆院北海道5区補選が12日告示(24日投票)されます。日本政治史上初の、市民と野党が推す池田まき統一候補=無所属新=は、戦争法を推進する自民党候補に打ち勝とうと全力で訴えています。
10日、千歳市で開いた「千歳から、未来の日本を考える。」街頭演説会。池田候補と、応援に立ったジャーナリストの鳥越俊太郎氏、SEALDs(シールズ)の奥田愛基さん、「安保関連法に反対するママの会」の長尾詩子さん、「市民連合」の山口二郎法政大学教授、「戦争させない北海道をつくる市民の会」の前札幌市長・上田文雄弁護士の6氏が訴えました。
諏訪原健さんらシールズのメンバーも飛び入りで壇上に上がり、「自分の言葉で語ることから始めよう」と呼びかけました。
冬に逆戻りしたような凍える風の中、子どもを抱っこしたママや、青年たち、イケマキカラーの鮮やかなピンクのスカーフを身につけた女性ら3700人が各弁士の訴えに大きな拍手と声援を送り、“北海道5区から政治を変えよう”との熱気に包まれました。
1歳の長男を連れて参加した札幌市厚別区の女性(29)は「日本が戦争する国になってほしくありません。この選挙で戦争法廃止へ向けた第一歩を踏み出したい」と話します。
自民党陣営は同日、菅義偉官房長官が札幌市厚別区と江別市で演説し、「民進党と共産党が安保法制の廃止で候補を擁立した」「平和な暮らしを守るために何としても和田候補を」と訴えました。