2016年4月4日(月)
“市民は声上げ続ける”戦争法廃止へ決意新たに
全国で一斉にポスター
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国会前
「アベ政治を許さない」ポスターが3日、全国各地で一斉に掲げられました。毎月3日午後1時に同じポスターを掲げようと、作家の澤地久枝さんが呼びかけた行動です。国会議事堂(東京都千代田区)の正門前には約120人が集まりました。この日は、誰でもできる行動にしようと無言で抗議する「サイレントスタンディング」にも取り組みました。澤地さんのほか、作家の落合恵子さん、渡辺一枝さんらが駆けつけました。
千葉県松戸市の男性(67)は、毎月3日の国会正門前での行動は初参加です。「むちゃくちゃな安倍政権に対して、市民が衰えることなく声を上げ続けている。励まされ、勇気付けられる」と言います。戦争法に関し、「法律が施行されてしまったが、認めるわけにはいかない。この行動を歯止めにしたい」と廃止への決意を新たにしました。
「安倍首相のおじいさん(岸信介元首相)の時からたたかっています」というのは、千葉市美浜区の男性(76)です。「安倍政権の一番許せないところは、憲法を無視し、立憲主義を否定しているところ。少しでもいい世の中を、子どもたちに残さないといけない。野党は統一候補を立てて、安倍政権をつぶしてほしい」と語りました。