2016年3月11日(金)
若者の代表 国会へ (下)
とことん共産党 女性3候補語る
8日放送の「生放送 とことん共産党」に出演したすやま初美(愛知)、わたなべ結(大阪)、しばた雅子(福岡)―3人の参院選挙区予定候補の話は、学生・就職後の若者を苦しめている高学費・奨学金返済問題にまでおよびました。
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わたなべ 奨学金アンケートを街頭でとったら、500万円以上の奨学金の借金を抱えている人が、6人に1人もいたのです。そのうち6人が1000万円以上あると。こうした人は、卒業してブラック企業に勤めたら、辞めたくても奨学金を返すために辞められない―こういった負の連鎖に政治が向き合って解決することは本当に大事です。
進学あきらめ
すやま 無料塾の生徒のなかでも、進学はしたいのだけれど、奨学金をもらわないと大学にいけない。将来、就職に失敗したら返せないと進学をあきらめた子が何人もいました。返済しなくていい給付型の奨学金や、無利子の奨学金をいっしょにつくっていこうと訴えています。
小池 こういう現状を変えないと日本の未来は壊れますよね。
一同 本当にそうです。
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すやま 共産党の政策には若者の未来がある。愛知県は20歳代の市議、県議が生まれました。その議員たちが政策を語る。共産党の若者政策は光っています。
しばた 私は働きながら大学にいったので返済はなかった。でも社会にでて、友人が毎月少ない給料のなかから何万円もの奨学金返済をしていました。彼氏彼女をつくる余裕もない、結婚も考えられない人がたくさんいる。それで日本の経済が伸びるわけがないと思います。
小池 自分の経験から訴えていると、まわりも聞いてくれるんじゃないかな?
比例で躍進を
わたなべ 「私もそういう体験をしてきた」と語ると、よく聞いてくれます。野党5党の党首合意もあり、実際に政治が動いていると訴えられる、希望を届けられる、変えられるかもと思ってもらえる。それをできるのが日本共産党なんですよ、という訴えを大きな流れにして、比例でもぜひ躍進を勝ち取りたい。
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小池 みなさん、同じ経験をして同じ悩みを持って同じ目線で政治をみている。「自分がこれを経験している」「これでいいんでしょうか」「みんなで変えよう」という訴えはすごく説得力があります。こういう話を全国でやると、多くの人たちの心に届くと思う。
(おわり)