2016年3月11日(金)
与党による野党共闘攻撃に反論
志位委員長が会見
日本共産党の志位和夫委員長は10日の記者会見で、自民・公明の与党が、参院選での野党統一候補を“野合”“共産主導”などと攻撃していることについて問われ、正面から反論しました。
志位氏は、与党による攻撃は、「野党共闘に対する危機感、脅威と感じていることの表れだ」とするとともに、「中身は陳腐そのものだ」と述べました。
志位氏は、“野合”攻撃について、「私たちは安保法制=戦争法廃止、集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回、与党が破壊した立憲主義の回復という国民的大義のもとに協力している」とキッパリ。
“共産主導”について、「野党協力は5野党によるものであり、市民の運動が加わっている。どこか特定の政党が“主導”などとのレッテル貼りは現実を見ないものだ。あえて主導しているのが何かといえば、それは戦争法を廃止してほしいという市民の運動、国民の運動だ」と強調しました。