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2016年1月24日(日)

ヘイトスピーチ根絶を

“オール川崎”で市民300人集い

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 川崎市川崎区で23日、「川崎でのヘイトスピーチを許さない!『オールかわさき』市民集会」が開かれました。主催は、「『ヘイトスピーチを許さない』かわさき市民ネットワーク」(呼びかけ3団体・賛同90団体、同日現在)です。

 300人の参加者は、福田紀彦市長に対して、ヘイトスピーチ(差別扇動行為)根絶のための基本行動計画を策定し「ヘイト・スピーチを許さない、人権の街・川崎宣言」を行うよう求める要請書と、市に、国連の人種差別撤廃条約に基づき措置をとることなどを求める決議を採択。要請書の内容の実現へ署名を始めることを提起しました。

 「のりこえねっと」の辛淑玉(シン・スゴ)共同代表、金哲敏(キム・チョルミン)弁護士が発言。辛氏は「世代、民族、性別を超えてつながった『オールかわさき』は希望の光。新しい力を発信しよう」と述べました。

 トラヂの会が「どうしてさべつするの」と書いた横断幕を持って登壇。淡い緑色のチマチョゴリを着た尹正子(ユン・チョンジャ)さん、金芳子(キム・パンジャ)さんが「差別のないまちを守る。ハルモニ(おばあさん)、頑張りましょう」と訴え、母親が在日韓国人3世の男子中学生は「ともに生きよう」と呼びかけました。

 川崎市議会の、日本共産党、公明党、民主みらいの各会派、県議会の神奈川ネットの各議員が紹介されました。


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