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2015年12月13日(日)

安倍首相支部に中国電力幹部が献金

14年

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 安倍晋三首相(衆院山口4区)が支部長を務める「自民党山口県第四選挙区支部」が中国電力の会長ら3氏から2014年に計9万円の政治献金を受け取っていたことが、本紙の調べでわかりました。

 第四選挙区支部の政治資金収支報告書(14年分)によると、献金していたのは、中国電力の山下隆会長(中国経済連合会会長)、苅田知秀社長(同常任理事)、清水希茂副社長の3氏でいずれも3万円。

 中国電力は、島根原発(松江市)の再稼働や、上関原発(山口県上関町)の建設を狙っています。山下氏が会長を務める中国経済連合会を含む西日本の6経済連合会で構成する「西日本経済協議会」は今年10月の総会決議で、「円滑な安全審査の実施による原子力発電所の順次早期再稼働」を政府に求めています。

 山下氏と苅田氏は、いずれも同社の「上関原子力立地プロジェクト長」を経て、現職になり、清水氏は、「電源事業本部島根原子力本部長」「原子力強化プロジェクト長」を歴任しています。

 山下氏ら3氏は、13年にも各3万円、計9万円の献金を第四選挙区支部におこなっていました。


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