2015年12月9日(水)
2千万の「戦争いや」集め戦争法廃止させましょう
母親連絡会が「赤紙」宣伝
アジア・太平洋戦争の開戦から74年となる8日、日本母親大会連絡会は「12・8平和を守る母親全国連鎖行動」をおこないました。戦時中の召集令状「赤紙」を模したビラを配布して、戦争法(安保法制)廃止を求める2000万署名をよびかけました。
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東京では、日本母親大会連絡会と東京母親大会連絡会が、有楽町マリオン前とJR御茶ノ水駅前で行動しました。のべ63人が参加しました。
買い物客が行き交うマリオン前で署名に応じた群馬県高崎市の61歳と58歳の夫妻は、「戦争する国づくりに反対。世の中が物騒になっているけれど唯一の被爆国である日本だからこそ外交による平和的解決を進めるべきだ」と話しました。
東京都大田区の60代の女性は、「国民の目、耳、口をふさぐ社会は怖いです。戦争法に反対。共産党には宣伝などを工夫して頑張ってもらいたい」と話しました。
各団体の代表がリレートークしました。
日本母親大会の小松久子事務局長は、「二度と戦争はごめんです。日本が戦後70年、『戦争する国』にならず、殺し殺されることがなかったのは国民が憲法を守りぬいたからです。その力を発揮して戦争法を廃止しましょう」と呼びかけました。
全労連の長尾ゆり副議長は、仏テロ事件にふれ、どんな理由があっても許されないと指摘。報復戦争では憎しみの連鎖を生み出すだけで、テロはなくせないと強調しました。「憲法9条こそが地球の平和にとって必要です。2000万人の『戦争は嫌だ』という声を集めて戦争法を廃止に追い込みましょう」と話しました。