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2015年12月6日(日)

森原氏がネパール大統領、元首相と懇談

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(写真)4日、カトマンズのネパール大統領府で面談後、写真撮影する(左から)森原氏、バンダリ大統領、ニルマル、ネパール共産党(UML)国際局員(ネパール側提供)

 ネパールを訪問中の日本共産党の森原公敏常任幹部会委員・国際委員会副責任者は4日、首都カトマンズの大統領府で、同国のビドヤ・デビ・バンダリ大統領と面談し、今年9月の新憲法制定と新たな国家体制の発足に祝意を表しました。

 バンダリ氏はネパール共産党(統一マルクス・レーニン主義=UML)の副議長で、新憲法下で選出された初の大統領(憲法の規定によって現在は無所属)です。

 森原氏は、憲法制定にいたる過程で複数政党制民主主義の基本路線を貫き、連邦共和制のネパールの実現に取り組んだ同党と国民の努力に敬意を表明。4月の大震災へのお見舞いを述べました。

 バンダリ氏は、同国初の女性大統領として、多様な民族的文化的背景を持つ国民全体の擁護者という大統領の任務に尽くしたいと述べ、両国関係のさらなる発展のために向けた日本共産党の協力に期待を表明しました。

 森原氏は同日、カトマンズで、元首相でネパール共産党(UML)元書記長・現政治局員のマダブ・クマール・ネパール氏の自宅を訪ね、旧交をあたためました。

 森原氏は、ネパールの民主化運動の困難な時期から同氏と意見交換を続けてきたことに触れ、新憲法制定後の新しい情勢が生まれている時期に、カトマンズで再会し、懇談できることを心から喜んでいると表明しました。

 ネパール氏は、当面するネパールの内政・外交の重要課題や、国民の生活向上に向けた同党のとりくみと基本路線などについて説明しました。


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