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2015年11月28日(土)

10月消費支出2.4%減

消費者物価も連続下落

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 総務省が27日発表した10月の家計調査によると、1世帯(2人以上)当たりの消費支出は28万2401円となり、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比2・4%減少しました。2カ月連続のマイナス。同時に発表した10月の全国消費者物価指数(CPI、2010年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が103・5となり、前年同月比0・1%下落しました。マイナスは3カ月連続。

 世帯支出の項目別内訳では、軽自動車税増税の影響で自動車購入などの交通・通信が7・5%減少し、パソコンなどが弱かった教養娯楽も2・5%減りました。食料は外食を中心に0・8%増えましたが、生鮮食品などへの支出は縮小しました。勤労者世帯の実収入は48万5330円、実質で0・9%減少し、2カ月連続のマイナスでした。

 一方、消費者物価を項目別に見ると、ガソリンや電気代などのエネルギーが11・8%下落。一方、生鮮食品を除く食料は、コメなどを中心に2・2%上昇しました。テレビなどの教養娯楽用耐久財は13・3%、家庭用耐久財は3・7%それぞれ上がりました。

 食料とエネルギーを除く総合指数は0・7%上昇。生鮮食品などを含めた全体は0・3%の上昇でした。


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