2015年11月22日(日)
民青全国大会始まる
青年の力で「国民連合政府」を
日本民主青年同盟(民青)の第39回全国大会が21日、静岡県内で始まりました。この1年間発揮してきた民青の役割を確信に、戦争法廃止の「国民連合政府」を実現し、大きな民青をつくる新しい挑戦を広げる運動方針を討論し、決定します。23日までの3日間です。
田中悠委員長が報告し、「いよいよ国民の力で現実の政治を変えていく激動の時代を切りひらいている」と指摘。決議案で、戦争法廃止、立憲主義を取り戻す「国民連合政府」の実現をよびかけたことにふれ、国民・青年のたたかいで、政権を変える具体的な提起ができる状況をつくりだすことができたと述べました。
多くの青年が低賃金や不安定雇用、高学費などに苦しめられていると指摘。「国民連合政府」が、命とくらしを脅かす安倍政権を倒す現実的な提案であることを大いに語っていこうとよびかけました。
「国民連合政府」は、力強い国民的運動と圧倒的世論をつくること、「『観客』になるのではなく、私たちが主体的に運動をつくってこそ実現できる」と強調しました。
民青の役割を発揮し、対話と共同を広げ、科学的社会主義と日本共産党綱領を学んで希望ある未来を語ること、戦争法廃止の「統一署名」に取り組むことを呼びかけました。参院選で青年の一票で安倍自公政権に退場の審判を下そうと訴えました。
主権者として声を上げる青年の運動が広がるもとで大きな民青をつくるという、「新しい挑戦」にとりくみ、年間1500人の同盟員と「民青新聞」読者を増やす目標をやりとげようとよびかけました。
討論で、各地の同盟員が戦争法反対のたたかいなどについて発言しました。