2015年11月4日(水)
2000万署名に反響
戦争法廃止 共産党がスタート宣伝
小池副委員長訴え 東京・新宿駅前
日本国憲法公布69年を迎えた3日、日本共産党は東京・新宿駅西口で緊急街頭宣伝にとりくみ、戦争法の廃止を求める全国2000万人署名を呼びかけました。小池晃副委員長が「戦争法廃止の声をいっそう広げるため、地元でも署名を広げてください」と訴えると、若い母親、背広姿の男性らが次つぎと足を止めました。(署名用紙 PDF)
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同署名は「戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動実行委員会」をはじめとする29団体が呼びかけています。来年5月3日の憲法記念日にむけ全国で2000万人を目標に集め、戦争法廃止を求める世論を圧倒的に高揚させる取り組みです。今回の行動は共産党としてスタート宣伝となりました。
宣伝途中の午後1時には、宣伝カーの上から小池氏のかけ声で、いっせいに「アベ政治を許さない」と書いたプラカードを掲げました。作家の澤地久枝さんが呼びかけている、毎月3日のポスター掲示行動に連帯したものです。
小池氏は、戦争法強行の安倍首相に対し「最高権力者が憲法の上に自らをおく、国家の下に個人をおく、これはもはや民主主義ではない。独裁政治ではないか」と批判しました。配布していた「しんぶん赤旗」特別号外を握って「そうだ」と声をかける女性も。
小池氏は、立憲主義と民主主義を取り戻す「国民連合政府」が必要と力説。「戦争法廃止の一点で立場を超えて力を合わせよう。『野党は力を合わせろ』『野党は共闘』の声を広げてほしい」と訴えました。
都議の大山とも子、徳留道信、松村友昭3氏が訴え。「署名運動を大きく成功させ、安倍自公政権を退陣に追い込みましょう」と呼びかけました。
新宿区に暮らす男性(71)は「野党共闘に大賛成です。憲法の解釈を変えて、米軍と一緒に戦争しようとするなんて許せない。最悪の安倍政権を倒したい」と語りました。