2015年9月16日(水)
今国会成立「反対」
世論は圧倒的多数
各社調査
戦争法案の採決をめぐり情勢が緊迫するなか、各社世論調査で、戦争法案の「今国会での成立に反対」が「賛成」を上回る結果が相次いでいます。
朝日新聞社の調査(12、13両日)では、戦争法案に「賛成」が29%、「反対」が54%で、前回8月調査より、「賛成」はマイナス1ポイント、「反対」は3ポイント増えました。同法案の国会での審議が「尽くされていない」が75%、今国会での成立について「必要はない」が68%でした。
テレビ朝日の調査(12、13両日)でも、安倍内閣が同法案について「国民に十分に説明していると思わない」人が80%に上りました。「思う」との回答は11%でした。
産経新聞社とFNNの合同調査(12、13両日)でも、今の国会での成立に59・9%が「反対」と答え、前回8月調査から3・5ポイントアップ。「賛成」は32・4%で1・9ポイント減りました。
NHKは11日〜13日に調査し、今の国会で成立させるという政府・与党の方針に「反対」が45%、「賛成」が19%でした。国会の審議も「尽くされていない」が58%でした。
TBS世論調査(5、6両日)は、政府の説明は「不十分」と、83%が回答しています。
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