2015年9月10日(木)
参院特別委員会中断100回超える
この日も中谷氏は謝罪
参院安保法制特別委員会は9日までに、政府答弁の混乱などによる審議中断が100回を超えました。政府・与党は16日にも戦争法案採決強行を狙っていますが、採決に向けた条件が整っているとはいいがたい現状です。
同日の委員会も劣化ウラン弾の輸送をめぐる中谷元・防衛相答弁に関する謝罪から始まりました。
中谷氏は、8月11日の同委員会で劣化ウラン弾について「これは当然運ばないということで米側と協議をしている」と答弁しています。
これについて中谷氏は「不正確であったため撤回をさせていただく」と発言。その上で、「わが国として劣化ウラン弾は当然輸送しないとの前提にたって米国との間で、平和安全法制の内容全体について協議をしてきている」と修正し、「おわびをさせていただく」と述べました。