2015年8月30日(日)
戦争法案反対 全国の若者合流
きょう8・30大行動 成功へ全世代一つに
全国各地で自主的に戦争法案に反対する青年たちのグループが一堂につどいました。30日に行われる国会前緊急抗議行動を前に、29日、東京都内で「安保法制に反対する全国若者記者会見」を行いました。約50人の若者が参加。同法案に反対する思いを語りながら、「全世代が一緒に抗議できると思い、協力したい」と、「8・30大行動」成功への決意をのべました。
シールズなど会見
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会見には、SEALDs(シールズ=自由と民主主義のための学生緊急行動)や、高校生をはじめ、大阪、滋賀、三重、高知、熊本、福岡、長崎、宮城、沖縄など12団体が参加しました。
趣旨説明したSEALDsの奥田愛基さんは「30日に行われる国会前緊急抗議行動は、すごく大事です。僕もインターネット上でしか知らなかった戦争法案に反対する若者の団体と出合いました。思いを込めてみんなで戦争法案に反対します」と話しました。
会見に集まった団体を代表して2人がスピーチしました。
「SEALDs TOHOKU」のメンバーの女性は「震災で日常をなくし、今回の安保法案を目の当たりにし、もう黙っていられないと思いました。東北から来る仲間と、ここにいる若者とともに声をあげます」と話しました。
各団体から自己紹介を兼ねて発言がありました。福岡県で戦争法案反対の活動をする西南学院大学の男性は「戦争が始まってから『あの時反対しておけばよかった』と思いたくない。記者会見で多くの若者と会って、力をもらった。一緒に声をあげていきます。地方からももっと大きくしたい」
30日の国会大行動では、若者は午後1時から、国会正門前から20メートルほど離れたスペースで抗議行動を始めます。4時に大行動が終わった後も、国会前に移動し、抗議行動を続けます。
国会行動多彩に
「戦争法案廃案と安倍政権退陣」を掲げる「国会10万人・全国100万人大行動」が30日、列島各地でとりくまれます。
東京では午後2時から4時まで、国会周辺と、霞が関・日比谷公園の広い範囲で「国会10万人行動」がおこなわれます(地図参照)。国会正門前と日比谷公園霞門などに発言ステージを設置します。
日本共産党の志位和夫委員長をはじめ各界・各層からのスピーチが予定されています。午後2時、3時、3時55分の3回、全国いっせいコールが計画されています。
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