2015年8月18日(火)
若者“廃案諦めない”
熊本 九条での国際貢献を
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熊本市の繁華街で16日、地元の学生を中心とするグループ「WDW@熊本」が呼びかけた「戦争法案絶対反対×若者デモ」が行われました。
アーケード街を、500人の参加者が「憲法守れ」「戦争法案、なんさん(とにかく)反対」とコールしながら歩きました。
デモに先立つ集会で、同グループの男性(21)が「『戦争に行きたくない人は利己的だ』と言われて、本当に腹が立ちます。僕たちは絶対にあきらめません」と訴えると、参加者から大きな拍手と声援がおくられました。
連帯のあいさつに立った熊本大学の三澤純准教授は「若い人たちが、憲法9条のもとでの国際貢献について、真剣に学びあい、議論することが大事です。ともにたたかいましょう」と呼びかけました。
宮崎市でも
民青同盟宮崎県委員会は16日、宮崎市中心部で、2回目の「若者憲法DEMO@宮崎」をしました。
小雨の降る中、参加者は「安倍首相はチェンジ」などのプラカードを持ち、「憲法守れ」「憲法読めない政治家いらない」「おわびも言えない総理はいらない」とシュプレヒコールしながら市内の大通りを歩き、アピールしました。
帰省中にデモを知って参加した男性(32)は、リレートークで「日本が集団的自衛権を認めないといけないような状況にあるとは思えない」と述べました。
観光で宮崎に来てデモを知った男性(35)は「戦争法案を止めたくて参加しました。国会答弁を見ていて、屁(へ)理屈言うなと言いたくなります」と話しました。
同会は30日に3回目のデモを計画しています。