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2015年8月14日(金)

戦争法案は廃案を 若者デモ全国に広がる

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 戦争法案の廃案を求めて全国で学生、若者が立ち上がっています。本紙がつかんだだけでも、6月以降におこなわれた行動と8月中の予定を含めて、若者デモが32都道府県に広がっていることが13日までにわかりました。

 「戦争したくなくてふるえる」(北海道)、「SPADA」(秋田)、「NDC」(新潟)、「WDW@熊本」(熊本)、「N―DOVE」(長崎)など、各地で学生・若者たちが自発的に呼びかけて、戦争法案に反対するグループが次つぎに生まれています。

 SEALDs(シールズ)(自由と民主主義のための学生緊急行動)は、毎週金曜日に国会正門前で抗議行動を続け、全世代から万単位の人を結集しています。関西と東北でも結成され、15日には沖縄で結成総会が予定されています。高校生も「T―ns(ティーンズ) Sowl(ソウル)」というグループを立ち上げ、2日には東京・渋谷で若者を中心に5000人を集めてデモ行進しました。

 こうした広がりのきっかけとなったのは、6月14日におこなわれた渋谷デモです。若者憲法集会実行委員会とSEALDsが呼びかけ、3500人が参加しました。

 各地の行動では、若者のスピーチに共感する人が相つぎ、話題になっています。

 戦争法案をめぐってヤマ場を迎える23日、SEALDsは若者たちの全国行動をよびかけています。「総がかり行動実行委員会」が30日に計画している「国会10万人・全国100万人大行動」に呼応して、若者も各地で行動を計画しています。

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