「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2015年8月2日(日)

中南米左派政党が交流

サンパウロ・フォーラム開幕

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

写真

(写真)サンパウロ・フォーラムの開会総会であいさつするメキシコ・民主革命党のナバレッテ全国議長=7月31日、メキシコ市(菅原啓撮影)

 【メキシコ市=菅原啓】中南米諸国の左派政党が加盟する「サンパウロ・フォーラム」の第21回会合の開会総会が7月31日、メキシコ市内で開催されました。今回は1990年の第1回会合から25周年を記念する会議として行われています。1日に最終宣言と諸決議を採択する予定です。

 メキシコの野党・民主革命党(PRD)のナバレッテ全国議長は、フォーラム加盟の諸党が次々と選挙に勝利して、政権についたが、左派政権は貧困削減など多くの成果をあげながら、間違いを犯した点もある、その教訓を学ばなければならないと指摘。「各党の経験を交流し、団結を深めよう。誤りも自らのこととして共有しよう」と呼びかけました。

 中米エルサルバドルの与党・ファラブンド・マルティ民族解放戦線党(FMLN)のディアス国会議員は、フォーラムの議論が、貿易など経済中心ではなく国民生活向上のための相互協力を含む「新しい地域統合」の考えを生み出し、それが中南米カリブ海諸国共同体(CELAC)の結成につながった意義を力説。右派勢力による妨害・謀略行為が激化している事実をあげながら、「右派勢力の(政権)復帰を許さない」共同を強めようと訴えました。

 同会合には日本共産党の菅原啓国際委員会委員がオブザーバーとして出席しています。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって